そこまでのボリュームが無いので、そのまま各個別ルートの内容と評価に
ついて書いていきます。まずましろの個別ルートについてです。付き合い
だしてそろそろ一年。ましろの独特のやり取りにもなれた頃に職場である
リヴァイアサンで巻き起こるウイルス感染。ましろの幼児化と女性陣の
本音が暴露される中でましろと主人公は愛を確かめ合う。………うん。
書いていて思いましたけど、混沌としてますね。でも実際内容はこんな
感じなんですよね。評価としては、ましろと言うキャラクターを上手に
シナリオに組み込んでいて良かった。と言った感じです。本編でも、その
独特な感性と価値観を持ちながらも真っ直ぐな好意に普通の女の子らしく
照れたり恥ずかしがったりする。そんな所がましろの魅力だと私は思って
いますが、そう言ったシーンを今回もキチンと描写出来ていた所は流石と
思いました。また、最後のましろと主人公が互いの思いを話すシーンも
ましろらしさが出ていて良かったと思います。次はレイナの個別ルートに
ついてです。一年間を海外で過ごした主人公。予定よりも遅れて帰って
きた主人公を待っていたのは、寂しさのあまり、仕事を去年の 3 倍の量を
入れて、エロゲにハマり、黒さとメンヘラが入り交じってしまったレイナ。
レベルの高いイチャつきを周囲には見せながらも 2 人きりの時は素直に
甘えてくる。そんな 2 人のやり取りを一年前よりカオスになった女子寮で
展開します。………うん。こっちも混沌としてますね。評価としては
序盤でメンヘラ全開のレイナと周囲のやり取りを見せられて「うわぁ
最初から飛ばすなぁ」と思っていたんですが後半はレイナと主人公の
イチャつきぶりと互いの気持ちを確認しあう所を見てホッとしました。
当社比 150 %UPの激イチャアフターストーリーは伊達ではないですね。
レイナは今回、子供と大人の間で揺れ動く心。と言う物をシナリオで
上手く表現していたと思います。本当は素直に甘えたいのに主人公の
事を考えて我慢したり遠慮したりしています。その辺りの事を周りの
人間が上手く主人公に伝えたからこそ終盤で主人公が、あの発言をしたと
思いますし、それが本編でのエピローグに繋がっているのでは、と私は
思います。全体的な評価としてはもう少し尺があれば、もっと細部まで
丁寧な描写が出来たと思いますが、現状でも 当社比 150 %UPの
激イチャアフターストーリーの言葉に偽りなしで及第点以上の出来だと
言えます。後、 1 本目のファンディスクと比べると、かざみと朱里の
サブキャラクター 2 人が結構シナリオに絡んで来て、それが良い役目を
果たしてくれた所も評価したいですね。